いつの間にか新緑の頃になりました。吹く風もさわやかです。あの2~3月の寒くてしょうがなかった頃が懐かしい感じです。この暑くもなく寒くもない時期がいいですね。もちろん少し寒かったり、時期外れに暑かったりする日もありますが。季節の変わり目でもあり、花粉が飛びかっていて花粉症の方には辛い時期とも聞きます。健康管理は各々油断なくしていきましょう。
様々な花が咲きそろう時期です。またその花にミツバチが飛び交う時期になっていきます。新しい新鮮なはちみつが作られる時期です。個人的にはちみつを食べる習慣がないのでよく知りませんでしたが、ミツバチが採取した花の種類によって、れんげ、菜種、ニセアカシア、みかん、りんご、クローバーなど様々なはちみつがあるそうです。花の種類によって色や香り、味が違うとのことです。はちみつは100%純粋の天然はちみつと60%以上の天然はちみつに水あめやブドウ糖を混ぜた加糖はちみつがあります。はちみつはミツバチが巣の中で酵素などで加工してはちみつになる為、花の蜜を単純にたくさん集めてもはちみつにはならないそうです。糖分はブドウ糖と果糖が80%を占める為消化吸収がいいです。ビタミンB1、B2、B6、ミネラルは鉄、カルシウム、マンガンなどを多めに含んでいます。人類最古の甘味料といわれ世界中で古くから食べられています。
ちなみに紅茶にはちみつを入れるのは紅茶のタンニンとはちみつの鉄分が結びつき沈殿してしまうので鉄分が吸収できなくなってしまうそうです。
最近、乳幼児のはちみつによるボツリヌス食中毒が報道されました。以前から1歳未満の乳幼児にはちみつは食べさせてはいけないと言われてきましたが、近年はその事例がなかった為徹底できていなかったのかもしれません。1歳未満の乳幼児は腸内細菌叢(腸内フローラ)の仕組みができる前なのでボツリヌス菌の芽胞が排泄されずに育ってしまい毒素を出してしまった様です。はちみつが危険というより受け入れられない期間があるということをきちんと知っていかなければなりません。
それではまた次回よろしくお願い致します。

桜満開で春真っ盛りとなりました。3月末に寒い日が続きましたが、その中でも桜は着実に開花していきました。最高のお花見シーズンです。毎年のことではではありますが一斉に咲き揃った桜はやはりきれいで、しばし見とれてしまいます。また花の色が白に近いピンク色というのがいいと思います。真っ赤でもダメだし真っ白でも雪の様で物足りない。少しピンク色なのが、春、暖かくなる、生きている、控えめだが主張するものがあるなど、新生活の始まりにふさわしい花だとつくづく思います。最近聞きましたが桜は花が散った瞬間に翌年の蕾の芽が下に出てきているとのこと。1年も前の散った瞬間から、もう次の準備がされている。すごい事だと思います。
私はこのコーナーを書くのに主婦の友社の料理食材大事典をかなり参考にさせて頂いています。その中にあの大作家である、アレクサンドル・デュマ(大デュマ)が「大料理事典」を著していたことが書かれています。最晩年の著作で死後に刊行されたとのこと。1156ページで1873年刊とありあます。日本ではフランス料理研究家の辻静雄ほか訳で1993年に日本語版が刊行されているそうです。つい最近のことなんですね。
デュマといえば「三銃士」「モンテ・クリスト伯」が有名です。私もどちらもテレビ紙芝居と漫画で読みました。これからはきちんと小説を読んでおこうと思います。
調べましたが大料理事典の内容は詳しくはわかりません。やはり買って読むのが大事であるということだと思います。素材とその料理法、日本ではとても手に入らない素材や一般家庭では作れないほど手の込んだ料理が紹介されているとのこと。像の食べ方など、海外旅行での体験、エピソード、食通デュマの豊かな博識を盛り込んで書かれているそうです。
デュマは食べることがかなり好きで、料理の腕前も趣味の域を出ていたとのことです。作家での莫大な収入も食事に関係することに派手に全部使った様です。
お金と時間と健康な体がそろわないと味わえない料理、大作家の「大料理事典」機会がありましたら少し覗き見したいものです。
それではまた次回よろしくお願い致します。

朝の明るくなる時間が少しずつ早くなっています。少し前まで6時では暗かったのに、今は明るいです。気温もそれと共に上がってきている様に思います。どんなに寒くても梅が花を咲かせたり、椿が開花の準備をしているの見ると、寒い、忙しい、面倒くさいと愚痴や文句を言っているのが恥ずかしくなります。
今月特養では、ひなまつりにばらちらし、月半ばに握りずし、後半にまぐろの漬け丼とお寿司の予定が多い月となりました。最後の最後で一番喜ばれるものということです。日本人はなぜか刺身やお寿司は高級感があるせいなのか好きな方が多いです。普段あまり食べないということもあると思います。
漢字では寿司、鮨、鮓と書きます。語源は「酸し」からきているとのこと。中国では「鮨」「鮓」は古くは魚醤の意味をあらわしていたといいます。食べたことはないですが「ふなずし」や「かぶらずし」というのがあるように、元は魚を発酵保存する為にご飯を使用していましたが、酢飯の上に魚をのせた寿司に変化していったようです。
東京などではにぎりずしですが、大阪は押しずし、京都の鯖寿司、岡山の五目ずし、鹿児島の酒ずし、伊豆大島の島ずし等々が有名です。他の種類として、いなりずし、ちらしずし、巻ずし、茶巾ずし、蒸しずし、細工ずし、魚の姿を生かした姿ずし、笹巻ずし、柿の葉ずし等々たくさんあります。
いなりずしと巻きずしの組み合わせを「助六」といいます。なぜかと思い調べましたら、歌舞伎の演目で「助六」というのがあり「あげまき」という花魁が登場するので、いなりの揚げと太巻きのまきで「あげまき」ということらしいです。
好きなものや美味しいものを皆で食べると更に美味しく感じますね。
それではまた次回よろしくお願い致します。

小寒(1/5)で寒くなり、大寒(1/20)でさらに寒くなって地方では大雪になったところもありました。立春(2/4)では緩んでくるのでしょうか。それにしても暦は良くできていてだいたいその通りになっています。暑さ寒さも彼岸までと言いますが、確かにそれ以上で寒かったり暑かった記憶がありません。とにかく健康を崩すことなく十分注意していきたいものです。
微量元素と言うより普段は、ミネラルと呼ばれることが多いです。ビタミンも含めて微量元素と言う場合もあります。
人体を構成する元素は30種以上あるそうです。三大栄養素の炭水化物、脂肪は殆どが炭素、水素、酸素でできていてそれに窒素が加わったのがタンパク質です。この炭素、水素、酸素、窒素が体を構成する元素の96%を占めるとのことです。それ以外の元素をミネラルと呼んでいます。
ミネラルのうち比較的に量の多い元素はカルシウム(Ca)、リン(P)、カリウム(K)、硫黄(S)、ナトリウム(Na)、塩素(Cl)、マグネシウム(Mg)などです。
さらに量は少ないが、微量を食べ物から摂取する必要がある元素を微量栄養元素と言います。鉄(Fe)、マンガン(Mn)、銅(Cu)、ヨウ素(I)、亜鉛(Zn)、コバルト(Co)、フッ素(F)、セレン(Se)などです。
亜鉛はタンパク質代謝酵素の成分なので褥瘡予防に効果、コバルトはビタミンB12の成分なので悪性貧血には欠かせません。
しかし頭で考えるよりも、まんべんなくバランスよく食べることでこれらの栄養素は十分摂れているのが普通です。
バランス良い食事、適度な運動や睡眠で健康を保っていきましょう。
それではまた次回よろしくお願い致します。

ショートケーキ

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。31日、1日が土日だったせいか今年は年末年始があっという間だった様に感じます。良い年にするかどうかは最初が肝心といいますが、いつもとそれ程変わらずに続けていきたいと思います。ちなみに、1月5日は暦の上で小寒となっています。暦の区切りは良くできているものでその頃に合わせた様に寒くなるもんですね。一段と寒くなり空気も乾燥してきました。感染症等に気をつけると共に火事や事故などめりはりをつけながら注意していきたいと思います。
毎月22日は「ショートケーキの日」とテレビでやっていました。カレンダーの22日の上は15日なので必ず15(いちご)がのっているとのことで決まったそうです。なるほどと思いました。しかし「いちごのショートケーキの日」とする方がわかりやすいのではないでしょうか。
事典にはショートケーキは日本で創作された洋生菓子となっています。スポンジケーキに生クリームや果物をはさんだりのせたりのスタイルは日本で作られたとのことです。ショートケーキのショートとは元はさくさくしたという意味もありクッキーなどに用いられていた語とのことです。現在ではショートタイムの意味で短時間にできるケーキと解釈されているとのことです。また現在のいちごのショートケーキの形を考えたのは不二家だったという話もあります。日本人がケーキと言って一番初めに思い浮かべるのはこのショートケーキかクリスマスケーキですね。ちなみに英語圏でこのスタイルのケーキはレヤーケーキと呼ばれるとのこと。画像を見ましたがスポンジケーキに果物を挟んだものやそうでないものなどあります。ショートニングを使うのでショートケーキという話もあります。私は高校が食品化学科だったのでクリスマスの頃は学校でクリスマスケーキを作っていましたがその時はショートニングのクリームでした。30年以上前の話です。今は生クリームが一番ですね。
それではまた次回よろしくお願い致します。

エリンギ

とうとう12月になりました。秋を味わう間もなく冬になった感じがします。11月末に雪が降りました。11月に降るのは50何年ぶりとのことでした。梅雨の時期と違い雨や雪が降っていても空気は乾燥しています。鼻や喉の保護には気を付けていきましょう。お肌の乾燥もクリームなどをぬる季節ですね。インフルエンザなど感染症予防対策も大事です。
エリンギは通年出回っており特に季節を感じませんが一応の旬は晩秋となっています。原産地はヨーロッパ南部、中央アジアとなっています。古くからヨーロッパで食べられていたものを23年前位に日本に持ってっきて試験栽培し少しずつ人気が出て大量に栽培される様になり現在に至るそうです。現在国産のきのこの中で5番目の生産量があるとのこと。
別名を「白あわびたけ」といいます。20年位前に八百屋さんから、あわびたけ食べてみませんか?ともらったことがあり、バター炒めにしたら、確かにあわびの食感でした。珍しいと思ったのを記憶しています。今はエリンギ以外の呼び名はあまり聞かない様に思います。
栄養については特に目立ったものはありませんが、きのこ全般にいえることですが食物繊維が多く、ノンカロリーが特長です。カリウムが多くナトリウムの排泄、高血圧防止の働き、ナイアシンは血液の巡りをよくします、他にビタミンB1、B2、Dが多いです。ビタミンDはカルシウムの吸収に必要です。
食べ方は一般的になっているので様々あります。ベーコンと一緒に炒める、塩コショウでバター炒め、中華炒め、フライ、天ぷら、きのこパスタ、クリーム煮、きのこサラダ、グラタン、香は薄いですが食感がいいので松茸の代わりにきのこご飯、焼き松茸の代わりに焼きエリンギなどです。
それではまた次回よろしくお願い致します。

チンゲン菜

寒さが一段と強まり、空気がかなり乾燥してきました。当苑でも加湿器の使用、湿度の確認など感染症予防の時期になりました。インフルエンザの予防接種は無事終わりましたが日頃の健康管理や注意が必要だと思っています。今年も残り2か月あっという間かもしれませんが、やり残していることを確認しながら日々を大事にしていきたいと思います。
この時期はやはり温かいものが美味しいです。温かい食べ物とは直接関係ありませんが今回はチンゲン菜について。
チンゲン菜は周年出回っていますが、旬は秋です。原産地はご存知の通り中国。日中国交回復の時期に日本にやってきたとのこと。この昭和45~47年位で思い出すのは小学生の低学年の頃です。夕方近く教室にいた子供たちが先生の指示でテレビの前に集められました。テレビでは田中角栄が総理大臣になる瞬間でした。新潟県初の総理大臣ということでテレビを見せられたのだと思いますが、当時はよくわかりませんでした。
なので日本のチンゲン菜の歴史は45年位ということです。
アブラナ科。白菜の一種でタイサイの近縁種にバクチョイというのがあるそうです。バクチョイには根元が白いものと薄緑のものがあります。白いものはそのままバクチョイと呼ばれ薄緑のものがチンゲン菜となったそうです。
栄養はビタミンC、A、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維などが多く含まれています。
茹でたり、炒めたりすることで緑色が鮮やかになる事と茎が肉厚で煮崩れしにくい為、料理のいろどり、漬け合わせによく使われます。豚の角煮やフカヒレの姿煮などの脇によく付いています。
根元が肉厚なので加熱は時間差にする方が色と食感がよく食べられます。葉の根元のところに土や砂が付いていることがありますので根元はきれいに洗う事が大事です。
食べ方はやはり、中国風の炒め物、ゴマ油でネギ、ニンニク、生姜、塩、コショウだけ炒めてもとても美味しいです。ホタテやカニと一緒にクリーム煮、お浸し、煮びたし、中華スープ、温野菜サラダなです。
それではまた次回よろしくお願い致します。