今年は8月後半から涼しくなりとても過ごしやすく、夜も気持ちよく寝られます。唯、雨が多く、霧雨が多いですね。大粒の雨よりまんべんなく濡れてしまいます。またジトジトしていて、洗濯物も乾かず、湿気が多いので疲れてしまいます。一方が良ければ別の方が上手くいかない。何でもかんでも全てが良くなることはない様です。
とにかく自分自身の健康管理だけは自分で整えていくしかありません。
最近、友人から「花咲ガニ」をもらったので食べようと誘われ、遠慮なく頂きました。美味しかったです。カニの美味しい時期は冬という印象がありますが、花咲ガニは夏の終わり秋の初めからが旬とのことで、まさに今でした。
ヤドカリの仲間なので、タラバガニと同じくハサミと足合わせて片方に4本ずつついています。カニは5本ずつですね。花咲の名前の由来は①北海道根室に花咲という地名がありその名前がついた。②茹でると花が咲いたように真っ赤なきれいな色になるのでとの説がある様です。主に北海道の先オホーツク海で獲れます。花咲ガニはこの花が咲いた様な棘が特長で、包丁で切りこみを入れて食べやすくしてくれた友人も手のひらや指を切ってしまいました。花咲ガニを調理する時は素手は厳禁、食べる時も殻にかぶりつきは厳禁となっています。くれぐれもケガをしない様に食べたいものです。栄養は取り立ててありませんが、カルシウム、ビタミンE、そしてタウリンというアミノ酸が多いです。タウリンは肝臓の機能を助けてくれることで有名です。疲労回復効果があります。
花咲ガニは他のカニと違い油分が多く味が濃厚とのこと。確かに食べた時はそれほど大量に食べていないのにかなり満腹になりました。しかし今回反省したのは、かなり満腹になってしまったことです。腹八分目で満足する習慣を身に付けなければと思いました。また余談にはなりますが、日本酒と一緒に食べましたが、日本酒とカニは合いますね。くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。
それではまた次回よろしくお願い致します。

今回は「プリンスメロン」です。時期的には遅くなってしまいました。6月が旬ですよね。しかし、近年まったく見かけることがなくなりました。何年か前どこかの八百屋さんで見かけた様な気がします。20~30歳代の方は知らないかもしれません。私の子供の頃のメロンと言えばプリンスメロンでした。自宅の畑で栽培したものを食べていました。栄養士として働いた最初の頃は献立にも入れていた記憶があります。アンデスメロンなどから比べればかなり小さく、野球のボールとソフトボールの中間位の大きさだったのではないでしょうか。しかし、甘味と香りがあった様に思います。果肉もオレンジ色の部分があり見た目もよかったと思います。ただ種の部分が多く、玉の大きさも小さい為、今のアンデスメロンなどに比べると果肉が少ない、薄いという欠点はあると思います。
現在は赤肉のメロンやアンデスメロン以外にアムスメロンなど、マスクメロンほど高価でなく美味しいメロンがありますので敢えてプリンスメロンを食べる事がなくなったのだと思います。
プリンスメロンは1961年にマクワウリとマスクメロンの交配で種苗会社のサカタのタネが作り当時全国で食べられた様です。確かにその頃はメロンと言えば高級なマスクメロンのみで手ごろな価格のメロンがなかったと思います。
思い出すと食べたくなります。もしかしたら味は今のメロンの方が大分美味しくなっているかもしれませんね。
それではまた次回よろしくお願い致します。

今年は空梅雨と言われています。確かに雨降りの日数や量が少ないという実感があります。大雨での災害も心配ですが、雨が少ないのも水不足に影響しないかと心配になります。必要な所に必要な分だけ降って収めて欲しいと思っても、場所や人によって思いや願が違う場合があり皆を満足させることは難しい事だと思います。今年は雨が少ない影響でさくらんぼや桃が上手く成長せず高値になっているとのこと。自然の変化の影響が大きい仕事はなかなか上手くいかないのが現実なのかもしれません。
今迄様々な食材を取り上げてきました。新しいもの、やっていないものを探して書いてきました。そろそろネタぎれというか、聞いたことはあるけど食べたことがないとか見たことがないとかの分野に入っていきそうです。
今旬の食材で調べますと、かわはぎがありました。これから秋位までが美味しいとのこと。
かわはぎは子供の頃よく食べました。網にかかったものを直ぐ食べていたと思います。新鮮なものは刺身で食べられます。独特な臭いが少しあるので苦手な方はダメかもしれません。刺身は歯触りがよく淡白で美味しいです。個人的には煮て食べるより刺身の方が好きです。名前の通り皮を一気に剥すことができます。鱗がなくふぐの仲間なんですね。頭の部分に鋭い棘があるので注意が必要です。
栄養は特筆するものはない様に思います。カルシウムが多い、ビタミンB6、ビタミンDを含むので骨の成長によいという印象位です。肝臓はアン肝より美味しいとの話もあります。食べ方は他にフライ、天ぷら、ソテーなど。干物や珍味になっているものは海産物のお土産コーナーなどでよく見かけますね。
それではまた次回よろしくお願い致します。

さわやかな5月から梅雨のイメージの6月に入りました。初日は朝方に大きな雷と雨になりました。6月にふさわしいスタートとも言えます。これからジメジメした日があると思うと心も重くなりがちですが、恵みの雨と思って心だけでも晴れ晴れとしていきたいものです。また今夜は上弦の月とのこと。静かな夜に月を眺めてみるのもいいかもしれません。そして湿度がとても高くなり疲れ易い、カビが生えやすい、常温放置の食品が傷みやすいなど健康管理と身の回りの整理整頓、清掃に気を付けていきたいと思います。
最近、いやこの何年も食べなくなった果物の一つに「びわ」があります。子供の頃は田舎なのでびわの木があちこちにあり、一応持ち主と思われる家に声をかけて友達といっしょに長い竹の棒を使って取って食べていました。自生しているものだったので粒は小さかったですが甘味と水分があり美味しかったです。種が3~4個入っていた様に記憶しています。びわは種がなければ実がもっと食べられるのにと思いますが、可食率はバナナと同じとのことなので種が大きいか皮が厚いかの違いで全く印象が変わるものだと思います。果物屋や八百屋などに売られているびわは栽培されているものなので粒が大きく果肉も厚いので満足感もありますね。
びわの原産は中国南西部で6世紀位に日本に伝えられたとのことです。日本はだいたい飛鳥時代でしょうか。実の形が楽器の琵琶に似ているのでびわ(枇杷)と名付けられたとのこと。しかし漢字で琵琶は比と巴の上に琴と同じ王が二つのっているので、後の時代に果物の枇杷の字に当て字したのだろうかと思います。
ベータカロチンが多い、ポリフェノールの仲間が多く含まれているなど、高血圧予防、老化防止、消化器粘膜や皮膚の保護、疲労回復、食欲増進、利尿作用、咳・痰にきく等々です。
果実の表面のうぶ毛の様なものが付いている方が新鮮とのことです。びわの特徴だと思いますが葉の裏や実の付いている枝にもうぶ毛様のものが生えています。
機会がありましたら季節ごとの食材を味わっていきたいものです。
それではまた次回よろしくお願い致します。

いつの間にか新緑の頃になりました。吹く風もさわやかです。あの2~3月の寒くてしょうがなかった頃が懐かしい感じです。この暑くもなく寒くもない時期がいいですね。もちろん少し寒かったり、時期外れに暑かったりする日もありますが。季節の変わり目でもあり、花粉が飛びかっていて花粉症の方には辛い時期とも聞きます。健康管理は各々油断なくしていきましょう。
様々な花が咲きそろう時期です。またその花にミツバチが飛び交う時期になっていきます。新しい新鮮なはちみつが作られる時期です。個人的にはちみつを食べる習慣がないのでよく知りませんでしたが、ミツバチが採取した花の種類によって、れんげ、菜種、ニセアカシア、みかん、りんご、クローバーなど様々なはちみつがあるそうです。花の種類によって色や香り、味が違うとのことです。はちみつは100%純粋の天然はちみつと60%以上の天然はちみつに水あめやブドウ糖を混ぜた加糖はちみつがあります。はちみつはミツバチが巣の中で酵素などで加工してはちみつになる為、花の蜜を単純にたくさん集めてもはちみつにはならないそうです。糖分はブドウ糖と果糖が80%を占める為消化吸収がいいです。ビタミンB1、B2、B6、ミネラルは鉄、カルシウム、マンガンなどを多めに含んでいます。人類最古の甘味料といわれ世界中で古くから食べられています。
ちなみに紅茶にはちみつを入れるのは紅茶のタンニンとはちみつの鉄分が結びつき沈殿してしまうので鉄分が吸収できなくなってしまうそうです。
最近、乳幼児のはちみつによるボツリヌス食中毒が報道されました。以前から1歳未満の乳幼児にはちみつは食べさせてはいけないと言われてきましたが、近年はその事例がなかった為徹底できていなかったのかもしれません。1歳未満の乳幼児は腸内細菌叢(腸内フローラ)の仕組みができる前なのでボツリヌス菌の芽胞が排泄されずに育ってしまい毒素を出してしまった様です。はちみつが危険というより受け入れられない期間があるということをきちんと知っていかなければなりません。
それではまた次回よろしくお願い致します。

桜満開で春真っ盛りとなりました。3月末に寒い日が続きましたが、その中でも桜は着実に開花していきました。最高のお花見シーズンです。毎年のことではではありますが一斉に咲き揃った桜はやはりきれいで、しばし見とれてしまいます。また花の色が白に近いピンク色というのがいいと思います。真っ赤でもダメだし真っ白でも雪の様で物足りない。少しピンク色なのが、春、暖かくなる、生きている、控えめだが主張するものがあるなど、新生活の始まりにふさわしい花だとつくづく思います。最近聞きましたが桜は花が散った瞬間に翌年の蕾の芽が下に出てきているとのこと。1年も前の散った瞬間から、もう次の準備がされている。すごい事だと思います。
私はこのコーナーを書くのに主婦の友社の料理食材大事典をかなり参考にさせて頂いています。その中にあの大作家である、アレクサンドル・デュマ(大デュマ)が「大料理事典」を著していたことが書かれています。最晩年の著作で死後に刊行されたとのこと。1156ページで1873年刊とありあます。日本ではフランス料理研究家の辻静雄ほか訳で1993年に日本語版が刊行されているそうです。つい最近のことなんですね。
デュマといえば「三銃士」「モンテ・クリスト伯」が有名です。私もどちらもテレビ紙芝居と漫画で読みました。これからはきちんと小説を読んでおこうと思います。
調べましたが大料理事典の内容は詳しくはわかりません。やはり買って読むのが大事であるということだと思います。素材とその料理法、日本ではとても手に入らない素材や一般家庭では作れないほど手の込んだ料理が紹介されているとのこと。像の食べ方など、海外旅行での体験、エピソード、食通デュマの豊かな博識を盛り込んで書かれているそうです。
デュマは食べることがかなり好きで、料理の腕前も趣味の域を出ていたとのことです。作家での莫大な収入も食事に関係することに派手に全部使った様です。
お金と時間と健康な体がそろわないと味わえない料理、大作家の「大料理事典」機会がありましたら少し覗き見したいものです。
それではまた次回よろしくお願い致します。

朝の明るくなる時間が少しずつ早くなっています。少し前まで6時では暗かったのに、今は明るいです。気温もそれと共に上がってきている様に思います。どんなに寒くても梅が花を咲かせたり、椿が開花の準備をしているの見ると、寒い、忙しい、面倒くさいと愚痴や文句を言っているのが恥ずかしくなります。
今月特養では、ひなまつりにばらちらし、月半ばに握りずし、後半にまぐろの漬け丼とお寿司の予定が多い月となりました。最後の最後で一番喜ばれるものということです。日本人はなぜか刺身やお寿司は高級感があるせいなのか好きな方が多いです。普段あまり食べないということもあると思います。
漢字では寿司、鮨、鮓と書きます。語源は「酸し」からきているとのこと。中国では「鮨」「鮓」は古くは魚醤の意味をあらわしていたといいます。食べたことはないですが「ふなずし」や「かぶらずし」というのがあるように、元は魚を発酵保存する為にご飯を使用していましたが、酢飯の上に魚をのせた寿司に変化していったようです。
東京などではにぎりずしですが、大阪は押しずし、京都の鯖寿司、岡山の五目ずし、鹿児島の酒ずし、伊豆大島の島ずし等々が有名です。他の種類として、いなりずし、ちらしずし、巻ずし、茶巾ずし、蒸しずし、細工ずし、魚の姿を生かした姿ずし、笹巻ずし、柿の葉ずし等々たくさんあります。
いなりずしと巻きずしの組み合わせを「助六」といいます。なぜかと思い調べましたら、歌舞伎の演目で「助六」というのがあり「あげまき」という花魁が登場するので、いなりの揚げと太巻きのまきで「あげまき」ということらしいです。
好きなものや美味しいものを皆で食べると更に美味しく感じますね。
それではまた次回よろしくお願い致します。